介護タクシーの許可申請書を自分で書くその①~個人編~
介護タクシーの開業を考えている人にとって最初にぶつかる壁が許可申請書ではないでしょうか。
介護の知識、運転の技術には自信があるが、いかんせん事務手続きは得意ではない。行政書士に頼もうと思って調べたが、けっこう費用がかかる。出来れば自分で書けないものか。。
そのようなことを考えつつこのページに辿り着いたのではないでしょうか。
そんなお声に応えたいと思い、このサイトでは介護タクシーの申請書の書き方を発信しようと思います。どうぞご活用ください。
申請書の作成の前に許可の要件が満たせていることは確認出来ましたでしょうか。要件が満たされなければ申請書を書いても許可は取得できません。まだ確認していない方はこちらか『介護タクシーの開業を考えている人必見!5分で分かる許可要件』をご覧ください。
ただし、管轄の運輸局により申請書の書き方や必要書類が多少異なります。あくまでも手引きの要領でご覧ください。
Contents
まずは申請書をダウンロード
まずは申請書をダウンロードします。介護タクシーの申請書は一般乗用旅客自動車運送事業許可(福祉輸送事業限定)になります。
ダウンロード先は地域を管轄する運輸局です。地域を管轄する運輸局のリンクはこちらになります。
私は関東を中心に業務対応をしていますので、関東運輸局の申請書をベースに書きます。
表紙の書き方
介護タクシーの申請書の表紙の記入方法です。
①申請年月日
申請年月日を記入します。
ここは何も書かずに空白の状態で申請窓口に持っていってください。窓口の係りの人が申請書が受理できる状態と判断されたときに記入します。
申請窓口は各都道府県の運輸局になります。
②申請者名
個人事業主であれば本人の名前を記入します。
介護タクシーの申請書の添付書類の1つに戸籍抄本があります。戸籍抄本の名前通りに記入します。
③捺印
申請書に捺印します。
認印でも実印でも可能ですが、実印にしておく方が無難でしょう。
④代表者名
個人事業主であればご自身の名前を戸籍抄本通りに記載します。
⑤申請者住所
ご自身が住んでいる住所、郵便番号、電話番号、FAX番号を記入します。
このページは代表者の情報以外には記入しないです。間違って営業所の住所や電話番号を記入しないようにしましょう。
➅連絡先
自分で申請書を作成する場合は、ご自分の連絡先を記入してください。申請書が受理された後、不備や追加の書類がある場合はこちらに連絡がいきます。
行政書士が書く場合は行政書士の連絡先を書きます。