小規模デイサービスで開業!小規模で立ち上げるメリットとは
デイサービスの開業を考えている人にとって、まずは小規模デイサービスを経営したいというのは本音ではないでしょうか。
いきなり大きなデイサービスを開業するのは、資金に余裕がありマーケティングに相当自信がある人でそう多くはありません。
小規模デイサービスは小規模デイサービスなりの開業要件があります。決して大が小を兼ねるというわけではありません。
小規模デイサービスにしか提供できないサービスの良さがあります。小規模デイサービスを立ち上げて運営をするメリットはどんなことでしょうか。
その前に小規模デイサービスの定義を確認しましょう。
小規模デイサービスとは別名、小規模通所介護といい「一ヶ月の平均利用人数が300人以内」のデイサービスのことを指します。
注意することは定員数で決まるわけではありませんし、介護施設の広さできまることでもありません。
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小規模デイサービスのメリット
通常規模のデイサービスと比較してどういうメリットがあるでしょうか。
利用者のリーズに応えやすい
デイサービスは数多く存在しています。いわゆる大手と言われる会社のグループが全国展開しています。大手のデイサービスの良いところもあるでしょうが、大手のサービスを気に食わない人もいます。
画一的なサービスを嫌う利用者に事細かく対応できることは強みになります。また営業面でも独自のカラーを出して自分たちが望む利用者さんを集めやすいというのも魅力の一つです。
一番差別化しやすいのは調理の部分です。お弁当サービスでも可能ですが、食事には気を付けている介護者も多くいます。
もし調理した料理を提供したいとお考えの場合は『デイサービスで調理をする場合に知らないと損をすること』を見てみてください。
利用者が仲良くなりやすい
デイサービスは朝から夕方まで一緒に過ごす集団生活になります。利用者同士が多ければ多いほどグループ化されていって結果的にまとまりがない状態も生じます。
デイサービスを経営する以上、介護福祉士さんの負担を考えると仲が良いにこしたことはありません。
また運営側に協力的な利用者さんも出てきます。一体感が出て、細かいところまで目が届きます。そうすれば満足度も上がり継続して利用してもらうことにつながります。
最近ではデイサービスを開業してから介護タクシーでお出かけの需要に応える事業者も出てきています。詳しくは『デイサービスを開業すれば介護タクシーも立ち上げるべきか否か』をご覧ください。
複数店舗も展開しやすい
デイサービスを経営をしている限り、利用者さんの数も増えてきてニーズは多様化してくることもあります。そうなると一店舗だけでは満足な環境を提供出来なくなることもあり得ます。
そのリスクヘッジとして複数店舗の展開があげられます。デイサービスは設備の条件がそれほど厳しくなくコスト面を除くと物件を見つけることは比較的容易です。
コスト面との折り合いがつけば事業拡大に合わせて複数展開も可能です。
物件の契約で注意すべき点は『デイサービスで開業!開設する地域を決める時の4つの重要ポイント』と『デイサービスの物件を契約する前に確認しないと絶対に損すること』をご覧ください。
デイサービスを大きくするのではなく、小規模デイサービスを複数展開することで多様なニーズに対応するということです。
まとめ
今回の記事は実際に小規模デイサービスを経営している人の意見を実際に聞いて書いてみました。
ご自身のお考えのデイサービスの在り方とし比べて、いかがでしたでしょうか。
デイサービスの経営は個別化の競争が激しく行われています。狭いから嫌だっていう人もいれば、狭いから良いっていう利用者さんもいます。
小規模デイサービスの開業をする際には自分の事業所の強みは何なのかという部分をはっきりさせて事業計画を立てましょう。
デイサービスの開業を考えている人はデイサービスを開業するあなたが持っていた方がいい資格もあわせてご覧ください。